第9回目 【S(シャッター優先)を利用して撮影してみよう!】

2008.6.19UP

今回はシャッター速度を利用した撮影方法についてお話します^^

使用するモードは S (シャッター優先)です。
これは自分で設定したシャッター速度にあわせて、カメラが自動で絞り値を決定してくれるモードになります。デジタルカメラであればスポーツモードの中の ※スポーツ観戦モード が同様の機能を果たしてくれますよ♪
(※スポーツ観戦モード・・・主にデジカメのスポーツモード・アシスト機能のひとつで、近距離〜遠距離の動きの早い被写体を鮮明に撮影してくれます。場合により連写も可能。詳しい機能については各説明書を確認して下さいね)

S はシャッター速度を自由に変更出来るという利点がありますので、あらゆる「動きのある写真」や「動きに変化をもたせる写真」が出来上がります。

まずはスポーツモードのおさらいも含め、S機能との違いからみてみましょうww


■スポーツモード■

↑スポーツモード・連写撮影 連写ですので走り回ってるワンちゃんなど気軽に撮影できます^^

高速シャッターで一瞬の動きを鮮明に写します。
動きの早い被写体の一瞬を捕らえた活躍感のある写真が撮れ連写撮影も可能。
その際のシャッター速度や絞りなどの設定はカメラが自動でしてくれます。


■S(シャッター優先)■

↑Sモード撮影 シャッター速度を早くすると波の水滴ひとつひとつが鮮明に写ります^^

シャッター速度を自分で設定します。
その際の絞り値はカメラが自動で設定してくれます。
波のような動きの激しい被写体もシャッター速度によっては
時間が止まっているかのような写真ができます。

こうやって比べてみると・・・

気軽に使えるのが=スポーツモード

速さをいろいろ変えて撮影したいのであれば=Sモード

という具合に使い分けるといいかもしれませんね♪

では、そのシャッター速度とはどれくらいあるのか?というと BULB 〜 1/4000(秒) とたくさんの速度があります!(カメラによって速度の数値は様々です)

撮影するものによっては特定の速度を利用するものもありますが(※BULBなど)それ以外であれば、だいたい基本は 1/60(秒) 絞り値は F8 (※ISO感度400で)といった感じでした。(写真部時代はそのように習いました〜^^:)

しかし、これはあくまでマニュアルカメラでの数値になりますので、現在のデジタル一眼レフでは撮影場所や使用するレンズによって数値は異なってきます。
今では一般的なレンズ(一眼レフについてる基本のレンズ・15〜45o)を使用した場合、手ブレ防止も含め 1/125(秒) 絞り値F5.6 くらいが一般的なようです。
ちなみに望遠レンズ(〜400o)などを使用した場合は、これよりもっと速度が速くなりますよ。

※BULB・・・シャッターを開放して撮影するもの。夜景や花火などの撮影はこれを使用することが多い。
※ISO感度・・・フイルムの数値のことで 100 200 400 といろいろあり、数値が高いほど光に対する感度が高く、暗い場所でも撮影しやすくなる。ただし感度が高いものは画像が粗くなる。


となると 速度の変化によって写真がどう変わっていくか? が気になりますねぇww

という訳で、しずくの「おやつキャッチ」の様子を撮り比べて見ました^^:
(私もまだまだ撮影が下手なので多少のピンボケはどうかお許しを・・・)

Sモード シャッター速度1/40

Sモード シャッター速度1/80

Sモード シャッター速度1/125

完全にブレてしまいました。速さを捕らえることが出来ずに写ってます。

左よりは少し鮮明に撮影できた感じです。しかし、まだまだブレ感があります。

さらに速くなりました。徐々にですが全体が鮮明に撮れるようになってきました。

ちょっと解り難い写真で大変申し訳ないですが^^:シャッター速度によってこのような違いが出てるのにお気付きいただけますでしょうか?

シャッター速度が遅い分、動きの激しいところや速度が捕らえにくい部分に関しては、ブレたような写りになって「動き」が感じられます。

しかしシャッター速度が速くなると、すばやい動きも瞬時に撮影でき、完全に「止まった状態」の写真が出来ます。

Sモード シャッター速度1/200

Sモード シャッター速度1/400

投げたオヤツが写るようになり、しずくの表情も撮れるようになりました。しずくがあんぐりと口を開けている瞬間が撮れてます。完全に静止状態の写真が出来ます。

このようにシャッター速度により写り方が変わることが解ります〜。


撮影時、どのシャッター速度を選ぶかは自由ですが、いろんな速度を試してみて自分が写しやすいシャッター速度というのを予め把握しておくといいかもしれません。
「動きを捉えるように写すのか、わざと動きを感じるように撮るのか」など・・・そうすることで、いざという時のワンちゃんの撮影が手軽に行えますよw
またシャッター速度を変えたときは 絞りの適正値 も忘れずに調整して撮影をいたしましょうね^^(第7回目参照)

これまで A、S、と説明してきましたが、他にもダイヤル内に P(プログラム撮影) というのがあります。

これは 写す被写体の明るさに応じて、最適な絞り値とシャッター速度をカメラが自動で設定する※露出モード になりますが AUTO と似たような感じになります。
しかし ※P はカメラの機能によってより細かい設定(ISO感度や※ホワイトバランスなど)が出来るモードになりますのでAUTOとは少し違った雰囲気での撮影が可能です。
(※Pの機能については各カメラの説明書をご参照ください。)

AUTO撮影の場合、すべてが平均的にキレイな写真に撮影できるようカメラが認識しますが(下写真・右)
P の場合、その時の状況に合わせて細かな設定が出来ますので写り方がまったく異なってきます。(下写真・左)
ちょっとAUTOで飽きたら P を試してみるの
もいいかもですよ^^


↑ P撮影 ISO/400 WB/屋内設定 フラッシュ無           ↑AUTO撮影 ISO/AUTO WB/AUTO フラッシュ有

※露出・・・マニュアルカメラのフィルムに例えるとフィルムに当たる光の量のこと。量が多いと白っぽくなり、少ないと暗くなる。

※ホワイトバランス(以後WB)・・・被写体が光源によって見え方が変わるように、例えば太陽光の下で見る白と屋内の白熱灯の下で見る白とは見え方が違う。これを状況に合わせて白が白らしく見えるよう調節する機構のこと。

 

カメラのダイヤルやモードにある機能について、ざ〜〜〜とではありますが^^:説明が終わりました〜。

他にもいろいろと付け加えなければならない説明はたくさんあるのですが^^:
あまり多くの用語を出しても難しすぎては面白くないので、ここらへんでストップしときます〜。

でも何も知らないよりは、知っていた方が役に立つと思うので〜ww
これらの機能をたくさん活用して、是非ワンちゃんの撮影を行ってみて下さいね♪

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→ 第10回目 【プリントして残そう!】 お楽しみに^^


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