第7回目 【絞りについて理解しよう】

2008.5.2 UP

さて、今回ご紹介する内容は【絞り】についてです。
ほとんど文章ばかりになるのでしっかり付いてきて下さいね〜^^:

デジタルカメラや一眼レフのAUTO機能では、カメラが自動で絞りや露出、シャッター速度などを設定してくれますが、カメラの機能のひとつとして【絞り】とはどういう意味があるのか理解しておくと良いと思いますので説明させていただきます。


絞り というものは、簡単に申し上げますと カメラに取り込む光の量を調節する入り口 みたいなものです。

おおざっぱなイメージでいうと・・・水道の蛇口をいっぱい開くとたくさんの水が出て、逆に少ししか開けなかった場合、少ない水しか出ない。 といった感じ^^:

つまり絞りはその水の量を調節する「蛇口」みたいなものなのですね。
水というのをカメラに取り込む光の量と置き換えていただければ解りやすいと思います。

また絞りのことを F と表示され、それに伴った数字を付けて F値 または 絞り値 と言います。
細かな設定をする際の基準となるのがこの数値です。

その F値(絞り値) はだいたい F2 〜 F50 くらいまであり

Fの数値が小さいほど 絞り(蛇口)の開きが大きい状態 (F2) ←光が多く入る
                                       ↑↓
Fの数値が大きいほど 絞り(蛇口)の開きが小さい状態 (F50)←光が少なく入る

ということになります。

その数値を利用するとどのように写真が撮れるかは下をご覧下さい。

■F値の数値が小さく、絞りの開きが大きい状態だと カメラに入ってくる光の量が多く、実際の色が反映されずに白っぽい写真 になります。 

F値の数値が大きく、絞り(蛇口)の開きが小さい状態だと カメラに入ってくる光の量が少なく、全体が暗い写真 になります。

■適度な光の量(ちょうど良い絞りの大きさ) で撮影すると、実際の色に近い状態で写しだされ、美しい写真が出来上がります。


このように「絞り」を利用することで カメラに取り込む光の量を調整して写す ということが解るかと思います。
つまり【絞り】とは、あらゆる天候や状況において、写真がキレイに写りこむための光の調節を行う大事な機能のひとつなのですねw


それと同時にもうひとつ大事なことは 絞りに合わせたシャッター速度 というのもの。

シャッター速度はその通り シャッターが切れる速さ のこと。
絞りとシャッター速度はとっても大事なパートナーみたいなもので、いくら絞りを適正に調節しててもシャッター速度が曖昧だと良い写真は撮れません。

解りやすく説明すると、例えば絞りを適正値に合わせてシャッター速度を極端に遅い状態で撮影すると光の量がたくさん入りすぎて白っぽい写真になります。
逆にシャッター速度を極端に速い状態で撮影すると光が入らなくて暗い写真になります。(下画像参照)


↑絞り値F9.0  右シャッター速度1/320  左シャッター速度1/13

このように絞りとシャッター速度の関係を上手に合わさないと全く違う写真が出来上がることが解りますね。

けど、その絞り値をどうやって決めればいいの??という疑問が残ります。

それを上手く利用するのが一眼レフデジタルカメラの機能にある A(絞り優先) とか S(シャッター優先) なのです。

■A(絞り優先) はカメラが適正なシャッター速度を自動的に設定するモード。
■S(シャッター優先) はカメラが適正な絞り値を自動的に設定するモードになります。

各機能の詳しい使用方法については次回ご紹介しますが、この機能を利用することで 絞り と シャッター速度 を状況に応じて自動設定してくれますから撮影する時に大変便利になります。

例えば、撮影する場所の 絞り値 を知りたい時は、モードを S(シャッター優先) にすれば、絞り値を自動で設定。
同じように シャッター速度 を知りたい時は、モードを A(絞り優先) にすれば、シャッター速度を自動で設定してくれます。
(※各機能とも認知できない場合は、点滅やエラー表示が出ると思うので、はじめのうちは外など明るい場所で試してみてくださいね)

S(シャッター優先)で絞りを自動設定して 同じ場所を シャッター速度を変えながら撮影 
もしくは、A(絞り優先)でシャッター速度を自動設定して 同じ場所を F値を変えながら撮影

をしてみると、どのように写真が変化していくかが解るかもしれません^^
ぜひ屋外など明るい場所で試してみてくださいね♪

さぁ、これで絞りについて少しはご理解いただけましたでしょうか?

とっても難しく考えてしまう機能ではありますが、理解して上手に利用すれば、様々な表現の写真が出来るようになります^^

次回はこの【絞り】を利用した撮影方法についてご紹介しますね^^どうぞお楽しみにw

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→ 第8回目 【絞りを利用して撮影してみよう!】


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